閉経と更年期について詳しく説明!何歳頃に訪れるものなの?

40代を過ぎると、月経周期が乱れていつものように月経が起こらなくなります。この時期になると更年期に差し掛かるため、卵巣の機能も低下し始めプロゲステロンが分泌されなくなり、子宮内膜が十分に厚くなる前にはがれてしまったり、エストロゲンの分泌量が減って、生理と生理の間が空いてしまったりします。ホルモンバランスの乱れが生じやすいのが更年期の特徴でもあります。

日本人の場合、平均的な数値として閉経年齢は50.5歳となります。ですが個人差があるので、40代で閉経になってしまう人もいますし、57歳までしっかりと月経がある人もいます。はっきりとこの日からなくなります、という目安はなくしかも自覚症状などはありません。更年期になると月経周期が乱れるのでこういったことから見当をつけていくしかないのです。医学的な基準としては、1年以上こない状態になった時に閉経と診断されています。

50歳前後に生理がない場合は、更年期によるものだと判断できるのですが、まれにまだ閉経の時期ではないのに、卵巣機能が停止してしまい無月経の状態になってしまうことがあります。このような状態を早発卵巣不全と呼び、またの名を早期閉経とも言います。早発卵巣不全は、40歳未満の人に多く、早期閉経を43歳未満での閉経と位置付けています。原因は不明なことがあり、甲状腺機能異常や糖尿病などの自己免疫疾患や卵胞刺激ホルモン受容体異常などの病気が関係していることが多いです。また、卵巣の病気で手術や化学療法をした場合、家族に早発卵巣不全を起こした人がいる場合にも起こることがあり、問診で原因を追究していくようになります。

早発閉経もまた、自覚症状はなく無月経となることで不妊症になってしまいますし、女性ホルモンであるエストロゲンが40代の女性に比べて少ないことが長く続いてしまうと更年期障害のような症状があらわれますし、骨粗しょう症のリスクも上がってしまうことがあります。妊娠を希望している場合は早めに治療を開始することが必要であるので、生理が1年以上こない状態が続いたり、いつもと違った生理周期になった場合は産婦人科を受診したほうが良いでしょう。

通常の場合、更年期と呼ばれる閉経を挟んで前後5年の時期に入ると個人差はあるものの、月経の様子が変わり短くなったり長くなったり、または量が多くなったり少なくなったりと変化が生じてきます。突然月経になってしまうこともあり、用意をしておかなかったために衣服が汚れてしまい大変な目にあうことも多くなります。年齢的に50歳前後になったら、乱れるものと考え、いつ月経になってもいいように、外出の際はいろいろと準備をする必要がでてくるのです。

閉経までの流れでは、一度は周期が短くなるのですが、そのうちに出血している期間が長くなり、しかも前回と今回の月経の間が長くなってきます。いきなりパタッとなくなることもありますが、一般的には徐々になくなっていくことが多いです。

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